これら事業開始までの様々なプロセスを私たちJBMがサポートいたします。

バイオガス発電から出る液状残渣を液肥として地域で活用頂くには、地元の農家のご理解と参画が必要です。

液肥試験散布の状況(液肥散布車と輸送車)

フェーズ 想定期間 実施事項
資源循環の
仕組作りフェーズ
液肥散布体制の
整備に1~2年
液状残渣の肥料登録(←実物の分析結果が必要)
農家との協議①(肥効成分・効能の提示、実施方法協議等)
試験散布用の液肥散布車調達(市販品がなく個別に発注要)
試験散布と効果測定(協議①に参加した農家のみが参加)
農家との協議②(試験散布結果に基づき農家へ参加呼掛け)
液肥ロジスティクス計画の策定
サテライトタンクの建設、液肥運搬用ローリー調達
実働フェーズ 普及まで3~10年 バイオガス発電所建設稼働、液肥の本格散布開始

(1)地域に液肥が普及するには、散布開始から数年程度の期間が必要です。
(2)化成肥料から液肥導入により、農家の肥料コストは低減できます。

国内バイオガス発電プラントにおける液肥散布量の推移例

液肥導入による肥料コスト低減の調査結果
出典:2015年 長崎大学環境科学部 中村修准教授(現一社循環のまちづくり研究所代表理事)研究より引用

※単位:円 化肥のみ 化肥+液肥 液肥のみ
A.肥料購入費 8,913 2,674 0
(基肥) 6,239 0 0
(追肥) 2,674 2,674 0
B.肥料散布労働費 2,073 1,564 1,000
(基肥) 1,509 1,000 1,000
(追肥) 564 564 0
肥料散布コスト (A+B) 10,986 4,238 1,000